弱いものには夢も見るなと…

「勉強全う」貧しさでかなわず…

悲しい記事です。
遠いフィリピンでの事ですが、小学校６年生の少女が自殺したそうです。

学校で必要なモノを買うお金を父から貰おうとしたが、それが無く。
次の日、父は借金してお金を持ってきたが…すでに彼女は旅立ったあとだった。

彼女の望みは、とても小さく…それでいて切実な願い。
「勉強を全うする事、自転車、学校のかばん、靴、両親の仕事」

普段、私達が普通に手に入れているものばかりが、彼女にとっての切実な願い。
仕事が無く、貧困層となってしまっては上に登る事も難しい。
きっと彼女には、勉強を全うする事で得られるであろう将来が見えていたのかもしれません。
たくさんの可能性を秘めていたはずの彼女は、その一つも見つけることもできないまま、旅立つしかなかったのでしょうか？

フィリピン政府では、餓鬼・貧困層対策として追加拠出を表明した。
その、対策がたくさんの人の可能性と願いをかなえることができることを願います。