行列…

今日は“行列のできる法律相談所”を見ていて、心が動かされる事がありました。

前にも書いたと思いますが、学校に行けない子供達のことです。
あまり真剣に考えた事はありませんが、少し考えてみようと思います。

読んだ事は無いのですが“もし世界が１００人の～”でも、綺麗な水が飲めない人・字が書けない人…意外とたくさんいると書かれています。
ほんの一握りの平和で綺麗な水が飲める地域の人間であるようです…私は。
そんな、平和な場所でしか生きたことの無い私は、
文句を言いながらも当たり前のように学校へ行き、教科書を開いて、ノートに落書きをしながらも黒板を書き写して勉強に励みました。
普通に卒業して、就職して…退職・再就職を繰り返して生きてきました。

平凡な人生には、過酷な現実はまったくと言っていいほどなく。
何を聞いても“遠い国の出来事”で片付けてきました。

番組を見ていて、遠くの国で勉強をしたくても出来ない少女が映し出されています。
彼女の一言が本当に悲しくて心に響いてきました。
教室にいたのは、同い年くらいの綺麗な制服で授業を受けている子供達…真剣な眼差しが見えます。
彼女の村では、３年生までしか授業を受けれません…だから、彼らの授業がなんなのかわからなかったのでしょう。

「今、なんの授業をしているの」

同い年の子供達が何の授業を受けているのがわからなかったのです。
彼女達の格差が、こんな子供のときに出来てしまっているのに驚きました。
司会者である島田さんが100人の有名人の絵をオークションにかけて、学校を建てると言っています。
ただ、金を出すだけでなく、たくさんの人の思いを込めるのが目的だと思います。

「偽善者でもいい、やらないよりやった方がいい」

本当にそう思います。