被害者らの傍聴容認へ

少年事件で、被害者が傍聴できないシステムになっています。
それを、傍聴できるようにしてほしいと働きかけた人たちがいます。
その結果、容認の方向へ向かう事になりました。

少年の凶悪事件は後を絶ちません。もちろん、その被害者も次から次へと作られているのです。
しかし、被害者やその家族…若しくは遺族は、少年の話を聞く事ができません。
自分が、若しくは家族が…なぜ事件に巻き込まれたのかを知る機会は、犯人が少年と言うだけで失われてしまうのです。
少年が萎縮して発言をためらうと事実解明に影響が出る…確かにそうかもしれませんが、被害者にとっては“なぜ”を知りたいのです。
事件後すぐでは、確かに被害者も感情的かもしれません…そんな、殺気だった人が近くにいれば萎縮するのも頷けます。でも、それだけのことを加害者はしてしまったのだから、自分の事…事件に至った経緯を、被害者に伝えるべきだと思います。
そうでなければ、誰も助からないと思います。

ぜひ、裁判所に加害者の人権だけでなく、被害者の心を考えて判断してほしいです。
自分は、幸い被害者になった事は無いので、感情だけで書いていますが、自分が何らかの事件で…その事件の真相を知ることが出来ないと知ったとき…一生泣き続けると思います。